パピヨンは子犬の頃、垂れた耳であることが多いですが、
成犬になっても耳が立たず、垂れ耳のまま成犬になる個体がいます。
これは日本ではパピヨンと同じ犬種ですが、
『ファーレン(Phaleneフランス語で”蛾”の事)』
と、呼んで区別する事もあります。
”蝶”と”蛾”では、いささか扱いが平等では無い気もします。
パピヨンはもともと垂れ耳で、19世紀にフランスとベルギーのブリーダー達が
突然変異で産まれた立ち耳のものを発達させたもので、
1923年のイギリスで初めて紹介され、1935年にアメリカで公認されました。
日本のJKC(ジャパン・ケネルクラブ)やアメリカAKC(アメリカケネルクラブ)、
イギリスKC(ケネル・クラブ)ではパピヨンとファレンを同一種としていますが、
別の犬種として分類している国もあるそうです。
耳が立っているパピヨンと垂れ耳のファーレンでは印象が違って見えますが、
パピヨンとファーレンでは、同じ母親から産まれるため、
耳以外の特徴はすべて同じです。
時々片耳が垂れていて、片耳が立ち上がった個体なども産まれるようです。
もともとの形が垂れ耳だったものの、
日本での人気は立ち耳のパピヨンの方が圧倒的のようです。
柴犬
フレンチブルドッグ
コーギー
パピヨン
ミニチュアシュナウザー
パピヨンの印象と言えばやはり大きな耳とその飾り毛が
ちょうちょが羽を広げているような姿。
目や鼻がバランスよく配置されていて、とても美しいシルエット。
いつも元気に飛び跳ねていて、可愛いのに、よく吠える
こんなイメージではにないでしょうか?
パピヨンはたしかにとても優雅なシルエットで、
もっとも美しい犬種です。
明るく元気なうえ、とても陽気。
しかし、自己主張が強いので、多頭飼いすると、
『我先に!』といった感じで自分をアピールするのがとても上手です。
人なつこく、好奇心が旺盛で、色々な物に興味を持ち、
とても遊び好きな犬種でもあります。
知能が高くて、色々な事を自分で判断して行動する事が出来きるので、
悪い事をした時でも、逃げ足はとても早いです。
しっかりしつけないと、無駄吠えの癖がついたり、
いたずら放題になってしまい、手がつけられなくなってしまう事があるので、
しっかりしたしつけをして、上下関係をはっきりさせておく必要があります
パピヨンの毛色の種類は
『ホワイト&ブラック』
『ホワイト&レッド』
『ホワイト&セーブル』
『トライカラー』
など、
色や色の配置によって、見た目のイメージが違って見えるのも
ひとつの魅力ではないでしょうか。
ポメラニアン
ヨークシャーテリア
マルチーズ
シーズー
パグ
パピヨンの祖先はフランス原産のシルクの様な美しい
被毛の鳥猟犬のスパニエルとスペインのスパニエルで、
17世紀頃フランスで、小型化され
当時はエパニエルナン(一寸法師のスパニエル)と呼ばれていましたが、
その後、正面から見て、大きな耳とその飾り毛のイメージが
ちょうど『蝶』のような形をしている事から
フランス語の『パピヨン(Papillon)』と名付けられました。
ベルサイユ宮殿を建てたルイ14世の時代に
宮廷を飾った貴婦人達に愛された事で、
更に洗練されて、いっそう華やかにしたと言う事です。
ルーベンスをはじめ、さまざまな画家にも描かれています。
スコットランドの女王メアリーと彼女の愛犬だった
キング・チャールズ・スパニエルのように
マリーアントワネットは愛玩していたパピヨンと
共に死刑台に登ったそうです。
パピヨンはもともと垂れ耳で、
19世紀に突然変異で耳の立った物が産まれた物を
フランスとベルギーのブリーダー達が発達させたものを、
1923年のイギリスで初めて紹介され、その後1935年にアメリカで公認されました。
今でも垂れ耳のパピヨンは存在していて、
パピヨンではなく『ファーレン(Phaleneフランス語で蛾の事)』と呼ばれています。
ボストンテリア
ビーグル
キャバリア
ラブラドールレトリーバー
ゴールデンレトリーバー
パピヨンの日本での歴史は1960年に輸入されて、注目を浴びましたが、
他の愛玩犬に押されすぐにブレイクする事は無く、
徐々にその数を増やしてきました。
1990年代にはJKC(ジャパンケネルクラブ)の
年間登録件数も3000頭を超え、1999年には16,449頭の登録件数で、ベスト10入り、
その後は毎年ベスト10以内の登録件数を保持しています。
パピヨンはCMやドラマと言った、メディアの力によって流行った犬種ではなく、
急激に数が増えた犬種と違い、徐々に頭数を増やしたため、
無茶な交配などによって病気の遺伝子を持った犬や、雑種に近い個体も少なく、
全体的に、良い状態の犬が多いようです。
もともとパピヨンは健康的で、しつけや訓練もしやすい犬種で、
他の愛玩犬と比べて、お産も軽い犬種と言われています。
見た目も可愛くそして小さく、頭もよくて、
更には人なつこくて飼いやすいと言うまさに理想的な愛玩犬。
そういった事もこの犬種の数が増えた理由の1つではないでしょうか。
ただ、難点と言うほどではありませんが、
無駄吠えのしつけだけはきちんとしましょう。
そして、主人に対して愛情深い事もあり、飼い主をひとりじめしたくて、
同居犬などにやきもちをやく一面もあります。
ボーダーコリー
トイプードル
チワワ
ダックスフンド
ジャックラッセルテリア